邪悪道

「攻略記」に関してはネタバレを含み、「攻略」になっていません…
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京都大作戦2017へ行ってきました

おおげさな話ですが、京都大作戦には一生行けないと思っていた。

 

今の仕事の関係で月初めは忙しく、空気を読まずライブの予定をガンガン入れてしまう俺が自制してしまうぐらいの事。

 

しかも、山梨から京都までの距離。

 

そもそも、大争奪戦のチケットが当選する訳がないと思っていた。

 

10-FEETのファンになってから「京都大作戦」は画面の中で起きている出来事でしかなかった。

 

凄まじい光景をただ見るだけ。憧れでしかなかった。

 

2017年。京都大作戦10周年。例年第1週の開催であったのが7月7.8.9の3デイズでの開催が決定。

 

この日程なら月初で仕事片付けちまえばなんとか行けるんじゃないか?と嫁とも相談し、どうせ当たらないだろうと嫁名義で最終日の9日のみ応募。

 

で、当選。

 

小躍りするほど当選を喜ぶ。

 

ひとしきり喜んだ後、我に返る。準備・・・そう、準備。

 

初参戦の為に勝手がわからない。

 

あの丘、大作戦が開催される太陽ヶ丘、あの丘に立つ為の準備を。

 

でも今の俺は、ただの布きれにひのきの棒しか所持していない完全な初期装備。

 

色の違うスライムぐらいにはあっさり殺られるレベル。

 

「あの丘に向かうのじゃー」とか偉い人に言われた所で、教会で目が覚め、所持金が半分になり、嫁の棺をロープでひっぱる事になるのは明白。

 

なんなら神父に説教食らってもおかしくない程のレベル。

 

・ホテル ・往復移動手段 ・会場までのシャトルバス ・物販通販

・持ち物の準備

 

すべてを揃え終えた時、大人になれた気がしたよ。

 

日程、時間、金銭的問題で往復の移動手段を深夜バスにした。

 

そう、あの「深夜バス」

 

「水曜どうでしょう」という番組内で、移動交通手段をサイコロで決め、東京から札幌まで帰るという企画がある。

 

その中でたびたびどうでしょう班を苦しめてきた深夜バス。

 

「寝れない」「うなされる」「ケツの肉が取れる夢を見る」

 

正直、テレビ的に大袈裟に面白おかしく演出しているのだろうと。

 

自分で言うのもなんだが、俺はどこでも寝られるタイプ。バス、電車、騒がしいデパートのエレベーター前のベンチ。

 

眠くなればどこでも構わず寝れてしまう。

 

なので、金額的に安いし、往復深夜バスを予約した。

 

 

 

 

結果 「一睡もできませんでした・・・・・」

 

8日8:30〜17:30仕事 22:10甲府駅発 9日6:20京都駅着  

 

8日、それなりに忙しい業務を終え、一旦帰宅。風呂、飯。

 

そのまま寝てしまおうかと思うぐらいの疲労感。

 

嫁も夜勤明けで数時間しか寝てない状態。

 

これからバスで山梨から京都に向かい、フェスに参加する人間にはとても思えない程の疲労感を引きづりながら甲府駅へ。

 

3列独立シート。背もたれもかなり倒れるし、フットレスト、ブランケット、枕まである。

 

普段の甲府新宿間のバスに比べたら雲泥の差。

 

快適快適。疲れもありシートを倒し、寝る事にする。

 

・・・・・京都大作戦、楽しみだなー。

 

・・・・・ケツ、痛いな。

 

体位を変えてみる。

 

・・・・・・・京都大作戦、楽しみなんだよなー。

 

・・・・・・・腰、痛いな。

 

体位を変えてみる。

 

以下、繰り返し × 30

 

朝になってた・・・・・・・

 

大作戦への高揚感、深夜バスの狭さ、体勢の定まらなさ、それゆえの体の痛さ。

 

結局一睡もできなかった。

 

嫁は4時間ぐらいは眠れたそうだ。

 

京都に着いた時点でハンパない疲労感。

 

俺の大作戦、もう終わってしまったとただ窓の外を眺めていた。

 

遠い目しながら京都タワーを見ていたよ。

 

寝なければいけなかった、俺は寝なければいけなかったんだ。

 

オッサンが徹夜でフェスを乗り切れる訳がない。眠気と戦いながら一日野外で過ごせる訳がない。

 

ごめんよ、どうでしょう班。俺、大袈裟なんて思ってしまっててさ。

 

や、ツラいよ、深夜バス。やっぱバスは交通手段であり宿泊施設ではないんだよ。

 

どう頑張ったってバスはバス。9時間も狭いシートに押し込まれ「さぁ寝ろ」と言われても無理があるんだよ。どこかしら体の一部が痛くなってきて安眠なぞできない。

 

2時間のバス移動で1時間うとうとするのとは訳が違う。

 

もう、後悔しかなかったが仕方ない。

 

大作戦、テンションだけで乗り切るしかない。

 

6時半京都駅着。

 

8時の臨時バスで会場まで向かう。

 

時間までなか卯で飯。

 

そうだ、レッドブル飲もう。せめて翼を授かろう。

 

と、コンビニ探していたらバスの集合の呼びかけが始まってしまう。

 

や、翼!翼!!オールで疲れ果てているオッサンにせめて翼をください!

 

いまー、わたしのー、ねがーいごとはー♪

 

歌ってる場合ではない。

 

バス乗車の列が止まった横にちょうどコンビニ。

 

係員に断って一旦コンビニ。レッドブル買ってコンビニ入口でがぶ飲み。

 

250缶、微炭酸で喉に入っていかない。

 

一点を見つめ、息継ぎをしながら、ひたすらレッドブルを飲み込んでいく。

 

我ながら怪しい・・・・

 

もう一安心。エネルギー補給し、テンションも上がる。

 

 

バス会場着。いよいよだ。

 

 

・・・・・・・なんだ、この蒸し暑さ。

 

冗談じゃなくサウナだ。湿度がハンパない。

 

普通に暑いのより蒸し暑い方がキツいのだ。

 

俺がシウマイや肉まんであったならそりゃいい感じに蒸されていくだろうが。

 

俺はフェステンションと初の深夜バスに順応できずに一睡もできなかった悲哀に満ちたオッサンでしかない。

 

一気に汗が噴き出る。

 

もう、水漏れ、もはや業者レベル。

 

クラシアン呼ぶレベル。

 

顔、体、常に汗が出て止まらない。

 

パイプのトラブル8000円。全然、暮らし安心じゃねぇ。

 

もう8000円払うからこの汗トラブルを修理してくれクラシアン。

 

超長蛇の列の入場待機列。

 

モッシュピットに入っていないのにもう汗でTシャツ死亡。

 

無事入場しクロークを目指し軽く小走りになった瞬間、両足がつりかける。

 

早い・・・まだなんにもバンド見てないし、別にピットで暴れた訳でもない。

 

柔軟運動し筋を伸ばす。

 

この大作戦に向けて、俺なりに鍛えてきたつもりだ。筋トレ、5キロ程のジョギングを仕事終わりに頑張ってきた。

 

1バンドも見る事なく、俺のふくらはぎは悲鳴を上げてしまったのだ。

 

まー、ふくらはぎさんとしては、

「やー、無理っすよ。徹夜とか無理。聞いてない。歳考えてくださいよー、しかもね、だいぶ行列並んだでしょ?この蒸し暑さ?ミネラルとか足りねぇし」

な感じだろうが。

 

 

俺の大作戦。

 

「ガンガンいこうぜ」から「命だいじに」へ変更。

 

 

数バンド、モッシュしてもいいように替えTシャツをかなり持参したが、つりかけた両足、徹夜(勝手に)の疲労感、無理をしないでトリのテンフィにすべてを懸ける事にした。

 

最初から、この場所でテンフィさえ見る事ができればと思っていたぐらいだし。

 

ダスト→OAT→ディジー→ホルモン(途中から)→テンフィ

 

後は、状況で見れるバンドを見ようという計画。

 

雨に降られる事もなく、初めての京都大作戦を楽しんだ。

 

もう、普段だったら絶対しないようなこんなパネルの前で写真とか撮ってもらってしまうぐらい楽しんでいた。

 

 

各バンド、テンフィ、京都大作戦への想いが伝わってくるいいライブをしていた。

 

特にディジーは気合い入りまくっててよかったなー。

 

そのディジーの途中から雲行きが怪しくなっていった。

 

黒雲が空を覆い、風が吹いてきた、そして雨も本降りになってきた。

 

夕方から雨、予報通りであった。

 

午後に一旦クローク出した時に嫁にはカッパを持っていた方がいいとアドバイスし、持たせていた。

 

俺は蒸し暑さにやられていたので小雨ぐらいじゃシャワー替わり、どうせテンフィで邪魔になると思ったのでカッパを持たなかった。

 

とても、小雨なんてものではなかった。

 

土砂降りになり、雷鳴が轟く。空は真っ黒。

 

バスケの試合が行われていた体育館で雨宿りできるとアナウンスが入った。

 

ちょうど体育館の前にいたので、体育館へ雨宿り。

 

ディジー終わりでフードコート行こうと楽しみにしていたのでブーブー言いながら雨が止むのを待つ事にした。

 

しかし「雨宿り」なんて生易しい状況でなくなっていった。

 

ツイッターの情報で「ホルモンが雷の為に一時中断」との情報が入ってきた。

 

過去に他のフェスで雷で被害が出た事があるそうで、大事を取っての中断なのだろうと、まだフードを食えなかった事にブーブー言っていた。

 

そして、スタッフの案内が「避難」という言葉に変わり、体育館の中が人で溢れていった。

 

 

避難してくる人達は増える一方、鳴り止まぬ雷鳴、止まぬ雨、終わらない誘導するスタッフの声。

 

時間だけが過ぎていく。メインステージから万単位の人達が避難移動したようだ。

 

嫌な予感が蘇ってきた。

 

台風直撃伝説の第一回フジロック。

 

4年前の台風で途中中止した利根リバージャム。

 

天候に対してはどうしようもない事。

 

さらに時間は過ぎていく、周りも不安の声しかない。

 

時間はすでにテンフィ開始時間の18時40分を過ぎた。

 

正直、俺は諦めていた。仕方がないと、天候に対しては人間なんてなにもできないんだと。

 

「京都大作戦でテンフィを見たい」それだけの想いで山梨くんだりから徹夜して(勝手に)きたが、叶わぬ夢もあるのだねと。

 

逆に中止にしてしまった場合の後の対処の事について心配していたりした。

 

その時、再開を知らせる館内放送が入る、体育館内に巻き起こる拍手。

 

 

しかし、一旦ステージから避難してしまった2万人。動かない。

 

なんとかメインステージに辿り着いたが、まだ演奏は始まらない。

 

そして雨は降り続いていた。

 

カッパを着ていない事が自分でおかしくなってくる。

 

正直、寒い。認めたくないが完全に裏目ってる。

 

 

ステージにタクマが登場し、状況の説明が始まる。

 

・宇治市との約束、音出しは20:00まで。このルールは守る

 

・残りの時間は1時間もないが予定していた全バンドは交代で演奏する

 

・メインの源氏、サブの牛若、異例であるが同時進行で20:00までやる

 

実質、ホルモン1曲、ロットン3曲、テンフィ3曲。

 

これを転換含めて55分もない。大丈夫なのか?

 

しかし一回諦めていた分、時間は少なくなってしまったが再開してくれた事にテンション上がりまくり。

 

ホルモンのナヲ姉の、

 

「俺達は今ー、伝説の中にいるーーーー!!!!」

 

の言葉を聞いて、雄叫びながらガンガン前の方に突っ込んでいく俺。

 

そして、「恋のスペルマ」

 

え?メガラバじゃないんだ?(後から知ったが1曲目だったようだ)

 

曲に合わせ、手拍子、踊り、ヘドバン。

 

あ、あれだ!YOUTUBEで見た!なんかフェスにおけるノリ方講座とかいう振付動画を見たことあるー。

 

(お気づきでしょう、そう、ホルモンに関しては「にわか」なんです)

 

もううろ覚えだった振付を現地調達。さも知ってますとばかりに周りを常にカンニングしながら対応。

 

だってかなり前まで来てしまったからね、とても地蔵で突っ立ったままなぞできん。

 

変なおじさん的振付がちょっと恥ずかしくてごまかしてごめんなさい。

 

でも、ありがとう、楽しかった。

 

そして、ロットン。

 

つか、転換が神がかっていた。早い、数分であの規模の転換を終わらせたスタッフに声援と拍手が起こる。

 

ロットンのパフォーマンスも圧倒的だった。

(僕はちゃんと横にはけていました)

 

そして、転換。早い。

 

しかし、もう、残り15分もない。

 

たった3曲であったが、会場全体で成功させよう楽しもうという空気がハンパない。

 

ラスト、チェリブロ。

 

ステージには出演バンドメンバー勢揃い。

 

おなじみの、というかこれがやりたくて京都まで来たと言っても過言ではない。

 

サビでタオルを空に飛ばす。

 

知らん奴らと肩を組み、泥にまみれ、ぐっちゃぐちゃになりながら。

 

知らん奴らとハイタッチ。もう、周りも泣いてんだか笑ってんだかわからない。

 

時間内に演奏を終わらせ、最後。

 

 

(スマホの充電がほぼなく、泣きそうになりながらなんとか撮りました)

 

昔の俺だったら、日本語詞が多く、ファンもサークル厨、リフト厨が多い(あえて言いますが)10-FEETというバンドを好きになる事はなかったと思う。

 

しかし、聴くにつれ、フェス・ライブハウスで見るにつれ、このバンドは、人に優しく、楽しさ、激しさ、痛さ、弱さ、いろんな事を内包しているバンドなんだなと偏見を捨ててファンになった。

 

だからこの京都大作戦にも憧れた。

 

たった3曲であったが、この丘でテンフィを見る事ができた。

 

途中中止からの再開。残り1時間での各バンドのパフォーマンス。

 

確かに伝説の10周年であった。

 

非常に感動的であった、でもね、初参戦、最終日だけの参戦、3曲のみ。

 

そりゃね、もっと見たかったさwww

 

色々な要素で今回が「最初で最後」と思っていたがね。

 

条件がクリアできたなら、また来たい、そう素直に思えるフェスだった。

 

 

 

 

今度は深夜バスには負けないぞ。

 

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